東日本大震災

1200人が県内移転を希望 本県に避難の福島県民

2011年04月13日
 福島第1原発事故などに伴い本県に避難している福島県民について、本県内の旅館・ホテルを二次避難先として移転準備を進めている福島県は12日、移転希望者が321世帯、計約1200人に上っていることを明らかにした。二次避難先となる旅館・ホテルについては原則的に避難所の周辺に割り当てたい考え。今週末にも移転がスタートするという。

 福島県災害対策本部の職員が先月末から山形県庁に常駐し、今月6日までに本県内の避難所を回って移転の説明と希望調査を実施してきた。11日現在の集計で希望者が321世帯に上ったという。本県は、県旅館ホテル生活衛生同業組合を通じ、約1万2000人分の受け入れ態勢を整えている。

 福島県の担当者によると、移転を希望する世帯は子供の通学の問題もあり、多くが避難所近くの宿泊施設を望んでいる。ただ、施設の収容規模に限界があるため「避難所の周辺で施設が見つからなければ、離れた場所へ移る可能性もある。転校してもらう子供も出てくるだろう」と話す。移転先となる旅館・ホテルは福島県が最終選定する。

 今回の二次避難については▽地震や津波で住居が損壊した住民▽原発から30キロ圏内の居住者▽高齢者、障害者、乳幼児がいて支援が必要な家庭-などが対象条件。施設では1日3食が提供され、滞在費は無料となる。

 県のまとめによると12日現在、福島県からの避難者は1742人となっている。
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