東日本大震災

避難の子どもたち、県内小中校に入学 山形で学校生活スタート

2011年04月07日
避難所から歩いて初登校した2人の児童=米沢市北部小
避難所から歩いて初登校した2人の児童=米沢市北部小
 県内の多くの小中学校で7日、入学式が行われた。東日本大震災で本県に身を寄せている子どもたちも、地元の児童、生徒と一緒に晴れの舞台に臨み、ちょっぴり緊張した様子ながら笑顔で、学校生活をスタートさせた。

 米沢市北部小(遠藤誠校長)の新入生は96人。このうち、ともに福島県南相馬市から避難している鈴木誠君(6)と藤原茉央さん(6)が、米沢市で小学校生活をスタートさせることになった。避難所の市営体育館で暮らす2人は午前8時半、真新しいランドセルを背負って一緒に登校した。

 2人は家族と一緒に笑顔を見せ、足取りも元気いっぱい。茉央さんは「一人でも行けるようにならなきゃ」と早く通学路を覚えようとしている様子。南相馬市職員で普段は現地の対応に追われている父道夫さん(36)は前夜、米沢市にやって来た。「朝から不安そうな様子だったが、無事に入学式を迎えられたことはよかった」

 登校中は走ったり、はしゃいでいた2人も、学校が近づくと、少し緊張した面持ちに。続々と同級生が集まってくる中、誠君は「早く友達ができるのが一番いいな」とはにかみながら話し、入学式会場の体育館に向かった。

 福島県浪江町から高畠町に家族と共に避難した横山瑠香さん(6)は7日、高畠小に入学。「友達できるかな…」と、慣れない土地での入学式に緊張した表情を見せながらも、担任の先生に名前を呼ばれると、「はい!」と元気に返事をした。

 母いづみさん(34)は「原発次第では高畠町から離れる可能性もあるが、たくさん友達をつくって楽しく過ごしてほしい」と笑顔で見つめていた。

 県教育委員会によると、県内415小中学校のうち、7日に入学式を迎えたのは170校(小学112校、中学58校)。8日が231校(180校、51校)でピークとなる。また大震災に伴って高校を含め県内への転入学を希望している457人(3月31日現在)のうち、新入生は小学59人、中学39人。
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