東日本大震災

山形空港、燃料補給で存在感 米軍責任者が重要性語る

2011年03月21日
被災地で活動した米軍ヘリが給油と隊員の宿泊拠点となる神町駐屯地飛行場に着陸した=20日午後7時11分、東根市
被災地で活動した米軍ヘリが給油と隊員の宿泊拠点となる神町駐屯地飛行場に着陸した=20日午後7時11分、東根市
 東根市の山形空港が、東日本大震災の被災地支援を行う在日米軍の燃料補給拠点の一つとして、日増しに存在感を高めている。同空港での米軍の補給任務責任者アダム・サイモン大尉(26)が20日、山形新聞の単独インタビューに応じ「この飛行場での燃料補給が滞れば、他の部隊の支援活動にも支障が出る」と、山形空港の重要性を語った。

 米軍物資輸送用ヘリなどへの燃料補給は、第3海兵遠征旅団が、空港北側の陸上自衛隊第6師団神町駐屯地飛行場で16日夜から本格的にスタート。輸送機C130のパイロットでもあるサイモン大尉は「被災地に近く、航空機の格納庫、宿泊施設を備えていることなどから、山形空港を補給拠点とした」と語る。当初は物資輸送の拠点としても利用する計画があったが、飛行場の広さの都合上、燃料補給が中心の任務になったという。

インタビューに答えるアダム・サイモン大尉
インタビューに答えるアダム・サイモン大尉
 厚木基地(神奈川県)などから災害支援のヘリや輸送機が連日飛来しており、神町駐屯地飛行場では1機当たり10~15分ほどで約1~3キロリットルを給油。サイモン大尉は「現在、約68キロリットルの燃料を確保しており、最大で約114キロリットルを用意することが可能」などと説明した。今後の具体的な支援活動については「上級部隊の第3海兵遠征軍が計画し、決める」と述べるにとどめたが、「日本側のニーズがなくなるまで活動は続行する」との見通しを示した。20日は、前日に給油を済ませ駐機していたヘリ2機が午前11時ごろに被災地に飛び立ち、午後7時ごろに帰還した。

 同飛行場を拠点とした支援活動には海兵隊、陸軍、海軍などから成る在日米軍の統合部隊が参加し、駐屯地と飛行場には現在、隊員ら約60人が滞在している。サイモン大尉は「被災した人たちにお悔やみとお見舞いを申し上げる。復興支援活動に最大限の努力をしたい」と意欲を語っていた。
東日本大震災 記事一覧
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] 
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から