東日本大震災

県内避難者3744人に 山形市、県体育館も受け入れ

2011年03月20日
 東日本大震災に伴う福島第1原発の事故などの影響による県内への避難者数は19日、前日から200人程度増え、約3700人となった。避難者は村山、置賜両地域に集中。県全体の収容率は約4割ながら、混雑が目立つ山形市では市総合スポーツセンターが満員となり、県体育館が受け入れを開始、米沢市は避難所を追加し、態勢を拡充させた。

 山形新聞の同日午後5時現在のまとめでは、県内の避難所は新たに7カ所増え、33市町村の73カ所となった。避難者総数は3744人で収容率は全体の43%。地域別収容率は村山が77%、置賜が65%と高く、庄内は32%、最上は8%。

 山形市総合スポーツセンターは定員の1000人に達しており、希望者からの問い合わせに対し、県は県体育館を紹介した。同日午後6時までに約50人が避難。運営に当たる県職員は「体育館には約1000人収容できる。施設が古くて寒いが、重油の在庫が少なく、全館暖房が難しい。避難者の近くにストーブを設置して対応している」と話していた。開設が急だったため、毛布や布団などは500人分もないが、避難者は防寒具など身の回りの物を持参しているケースが多いという。

 福島県からの避難者が多く訪れている米沢市は、満員となっている市営体育館に加え、この日から同体育館に隣接し200人収容の市武道館を開放した。
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