東日本大震災

物流拠点、酒田港が代替 太平洋側の機能サポート

2011年03月17日
 今回の大震災では、仙台港や石巻港など、多くの港湾が津波で被災。さらに、周辺にあった関連施設や道路、鉄道なども被害を受けているため物流機能がストップし、東北全体に大きな影響を与えている。

 太平洋側からの物資供給がままならない中で、日本海ルートを使った物流が「頼みの綱」。その中で、宮城の被災地に一番近い酒田港に大きな期待が寄せられている。

 酒田港で海運事業を手掛ける日本通運酒田支店によると、仙台港などを利用していた企業などから酒田港での荷揚げや保管などについての問い合わせが増えているという。県内の内陸地方にある工場に自動車部品用の銑鉄を納入している企業は、来週から酒田港に切り替えて荷揚げすることが決定。また、自動車の鉄板コイルを扱う企業からも、陸揚げした大量の製品を保管できる倉庫を探してほしいと依頼が来ているという。

 同支店の加藤秀夫支店長は「国際コンテナ船についても、仮に酒田港で荷物を降ろしたら、仙台まで運べるかといった問い合わせが来ている。しかし、今は輸送トラックの燃料がネックになっており対応できるか検討している」と言う。加藤支店長は、こうした話は今後さらに増えていく可能性があると見通す。

 酒田港にある酒田海陸運送でも、宮城や岩手の港湾を利用していた企業から、荷受けや保管の問い合わせなどが相次いでいる。担当者は「倉庫や人員に限りはあるが、粛々とできる限りの対応をしていく。ただ、いくら荷物が入っても、燃料と電力が確保できなければ機能は果たせず、その解決が一番の問題だ」と訴えている。
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