談話室

▼▽湯気が立ち上る鍋を家族や仲間と囲んで、熱々の麺を引っ張り合う。「ひっぱりうどん」は心も温まる県内陸部の名物だ。発祥地とアピールし普及に励んでいる村山市戸沢地域がテーマソングも作り、先頃披露された。

▼▽炭焼き職人が山籠(ご)もりの際、小屋に乾麺を持ち寄り食べたのが起源とか。初めは塩だけで、次第に納豆やネギ、生卵やサバ缶をつけだれに加える食べ方が広まったらしい。元来シンプルな物だけに好きな具材や薬味を調合でき、脇役次第で各人が多様な味わい方を楽しめる。

▼▽主役級ではない俳優ばかりが実名で共演する連続ドラマが昨年、深夜帯ながら話題を呼んだ。タイトルも“脇役”を意味する「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)だ。松重豊さんや遠藤憲一さんらが百戦錬磨のベテランらしく、持ち味を生かした群像劇を演じて魅了した。

▼▽このドラマの続編を収録中だった俳優の大杉漣(れん)さん(66)が21日急逝した。顧みれば凄(すご)みのある暴力団幹部から少し頼りない総理大臣、どこか憎めない父親まであらゆる役を演じ分けた「300の顔を持つ男」だ。作品の味わいを深めてくれた名優の早すぎる旅立ちを惜しむ。

(2018/02/25付)
最新7日分を掲載します。
  • 2月25日
  • ▼▽湯気が立ち上る鍋を家族や仲間と囲んで、熱々の麺を引っ張り合う。「ひっぱりうどん」は心も温まる県内陸部の名物だ。発祥地とアピールし普及に励んでいる村山市戸沢地域がテーマソングも作り、先頃披露された。 [全文を読む]

  • 2月24日
  • ▼▽昔々、山道で柿売りとなんば(唐辛子)売りの商人(あきんど)2人が吹雪に遭って迷ったけど―。辺りは暗くなり、腹が減ってくる。柿を食べ始めた柿売りになんば売りが「なんばど柿ば取っかえで呉(け)ろや」と頼むが、断られる。 [全文を読む]

  • 2月23日
  • ▼▽カラシニコフ自動小銃は世界の紛争地で使われ「人類史上最も多くの人を殺した武器」と称されている。その生みの親である旧ソ連の銃器設計者、ミハイル・カラシニコフ氏の銅像が昨秋モスクワ中心部に建てられた。[全文を読む]

  • 2月22日
  • ▼▽73年前の8月、その日本兵は旧満州(現中国東北部)の守備陣地にいた。16日の夜明けから、陣地は旧ソ連軍の猛攻撃を受け、戦友が次々倒れた。「灼熱(しゃくねつ)の砂がどくどく兵の血を呑(の)む」。地獄絵を兵士は後に句にした。 [全文を読む]

  • 2月21日
  • ▼▽まだ厳寒期とはいえ、日差しが届けば道端の雪塊が輝き、頬に春めいた風が感じられる。かつて東根の果樹農家が「花芽が動く」と嘆いた日も、そんな晴天だった。理由を聞いて納得した。「今、動いたら困るからよ」[全文を読む]

  • 2月20日
  • ▼▽猫は、実は虎の師匠である。中国にはこんな言い伝えがあるという。清代の猫百科書に曰(いわ)く「虎は、猫が機敏ですばしっこいのを羨み(うらや)、猫に師事したいと頼んだ。まもなく虎は猫そっくりに振るまえるようになった」。 [全文を読む]

  • 2月19日
  • ▼▽クリームパンを日本で初めて販売したのは相馬愛蔵とされる。1904(明治37)年、シュークリームをヒントに発売し大評判となった。和洋菓子やカレーの老舗で知られる「中村屋」(東京・新宿)の創業者である。[全文を読む]

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